身体上の要因で毛が抜けてしまう

2011.04.06

病気のほか、さまざまな身体上の要因で毛が抜けてしまうことがある。毛だって立派な人体の器官(毛器官という呼び名があるくらいである)、その運命は生え主(?)の体の状態に左右されるのだ。まず、毛は栄養失調になると抜ける。毛の材料はたんぱく質。その材料が足りなくなれば成長が阻害されてしまうのは道理である。毛が細くなったり、切れやすくなったりしてついには抜けてしまうのだ。中世の絵巻などに見える餓鬼のアタマのテッペンに毛がないのは、おそらくこの事実を描写しているに違いない。だから極端な低たんぱく食を続けるような無茶なダイエットなどは、まったく髪の毛の大敵なのである。もっとも、極端な飢餓状態になると、こんどは逆に背中などに毛が生えてくるそうだが。ホルモンのバランスが崩れても毛は抜ける。女性が更年期になって卵巣が老化し、ついには閉経となると、女性ホルモンが減少する。ご婦人方を悩ますこの病を更年期障害と呼ぶ。イライラ、めまい、腰痛、頭痛という、薬局の看板にかならず並ぶ症状がでるのだが、ここで毛が抜けることがある。
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