省エネ期間の停滞期について

2011.06.01

ダイエットで食事の量が減ると、体は、今までため込んでいた体脂肪をエネルギーとして使いはじめるので、ヤセてきます。ところが、ダイエット開始後約2〜3週間ほどたつと、体はその状態に慣れ、少ないエネルギーでもやっていけるようになります。生命を守るために、体は飢えには非常に敏感に対応するようにできているので、今までにくらべて、食べものという収入が少なくなれば、自然に節約を始め、体脂肪が消費されなくなるのです。それで、体重が減らなくなるというわけです。しかし、その懸命のやりくりにも限界があるので、ダイエットを続けていくうちに体は、ふたたび体脂肪を使いはじめます。こうなると体重はまた減りだします。ダイエット中、体重が思うように減らないと、あせったり落ち込んだりするものです。もし、この停滞期の存在を知らなければ、「私はここまでしかヤセられないんだ」と、あきらめてしまうでしょう。私のクリニックの患者さんのお話を伺っても、この停滞期で、今までのダイエットに挫折しているケースがたくさんあります。停滞期は、あなただけではなく、ダイエットをしているすべての人に、必ず何度か起こるものです。むしろ、これからさらに体重が減る前の準備段階だとプラス思考でのりきってください。ここで決してあきらめずにダイエットを続ければ、1〜2週間で必ずまた体重は減りはじめます。停滞期を短く抑えるには、運動することです。体が節約したカロリーを使ってしまえばいいわけです。停滞期を経験して、初めて本当のダイエットが始まったといえるでしょう。